翻訳職人ブログ

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【'39】Queen 歌詞和訳

深紅のギターを愛用し、七色の音色を奏でる天才ロック・ギタリスト。

今回は世界のロックバンド Queen のギタリストである、ブライアン・メイがメインボーカル担当、作詞・作曲を手掛けた名曲「'39」を翻訳いたしました★
天文物理学博士でもあるブライアン・メイらしい、SF小説のような宇宙の旅が描かれた曲です。(4作目のアルバム「A Night At The Opera」に収録、デビュー曲から39番目)

1992年に行われたマーキュリー追悼コンサートでもこの曲が歌われました。

「'39」の曲の内容を簡単に解説いたします。
★ 時は「××39年」未来での話。地球は滅びつつあり、新たな安住の地(惑星)を求め人類は旅に出る。
★ 有志たち=この「移住計画」の宇宙飛行士として志願した者たち。
★ 曲の主人公である男性も有志の1人。愛する妻とおなかの子を地球に残し旅経つ。
★ 有志たちは「××39年」に帰還。宇宙にいた彼にとっては1年の旅。しかし地球の時間では100年も経過していた。(例: 2039年に宇宙→2139年に帰還)
★ 愛する妻と子は既に他界、彼を出迎えたのは、彼の孫たちだった。(子供の目には母親、つまり自分の妻の目の面影がある)
★ 遠くから呼びかけたメッセージ、妻は本当に砂に手紙を残してくれていた。手紙を見た彼の心は彼女に会いたい気持ちで張り裂けそうになる・・・。

※翻訳が非常に難しかったため、意訳の部分や正確性についてはご了承ください。

In the year of '39, assembled here the volunteers
'39年 ここへ集まった有志たち
In the days when lands were few
土地が少なくなったころ
Here the ship sailed out into the blue and sunny morn
ここで船は出征した 青き空と暁の中へ
The sweetest sight ever seen
今までで 最も甘美な光景だ

And the night followed day
そして夜から昼へ
And the story tellers say
物語の 語り手は言う
That the score brave souls inside
「有志たちは 勇敢な魂を秘め」
For many a lonely day sailed across the milky seas
「何日も孤独に 銀河を渡ったんだ」
Ne'er looked back, never feared, never cried
「過去は見ず 恐れもせず 決して泣かず」

Don't you hear my call though you're many years away?
声が聞こえますか  貴方は何年も離れているけれど
Don't you hear me calling you?
私の貴方を呼ぶ声が
Write your letters in the sand for the day I take your hand
砂に手紙を書いておくれ 私が貴方の手を握る日のため
in the land that our grandchildren knew
私たちの子孫が住む土地に

〜〜〜★★★〜〜〜

In the year of '39 came a ship in from the blue
あれから '39年 青き空から帰還した
The volunteers came home that day
その日 有志たちは家へ帰り
And they bring good news of a world so newly born
新しい世界の 良い知らせを持ってくる
Though their hearts so heavily weigh
けれど彼等の心は とても重い

For the earth is old and grey, little darling, we'll away
地球は古び灰と化した 愛する人よ ここを去ろう
But my love, this cannot be
しかし それはできない
For so many years have gone though I'm older but a year
私は1年歳をとった けれど長い年月が経っていた
Your mother's eyes, from your eyes, cry to me
妻の目も 君の目も 私に泣いた

Don't you hear my call though you're many years away?
声が聞こえますか  貴方は何年も離れているけれど
Don't you hear me calling you?
私の貴方を呼ぶ声が
Write your letters in the sand for the day I take your hand
砂に手紙を書いておくれ 私が貴方の手を握る日のため
in the land that our grandchildren knew
私たちの子孫が住む土地に

Don't you hear my call though you're many years away?
声が聞こえますか  貴方は何年も離れているけれど
Don't you hear me calling you?
私の貴方を呼ぶ声が
All your letters in the sand cannot heal me like your hand
砂に書かれた手紙は 貴方の手のように私を癒せない
For my life
人生は
Still ahead
まだ続く
Pity me
私に哀れみを